＜口臭の原因＞１位は歯周病じゃない！舌苔とは

口臭の原因の９割は口内にあると言われますが、さらにそのうちの６割は「舌苔」が原因だそうです。

「舌苔」って、何？という方もいると思いますが、わかっていてもケアしている方は少ないですね。

口の中のケアは、正しい”歯磨き”と”うがい” ができていれば大丈夫と思うかもしれませんが、口臭ケアには充分ではありません。

「舌苔」は舌のザラザラした部分についた汚れで、その正体は食べかすや剥がれた粘膜、そしてニオイの原因をつくる細菌です。

舌の表面を見たときに、白くなっていたり、黄色味がかっていたりしますから、すぐにわかります。ときには黒色の「舌苔」も。

普段、痛みや痒みなどの自覚症状が無いために、しっかりケアしている方は少ないですね。

歯磨きをしっかりしているのに口からニオイが・・・という方は、「舌苔」を疑ったほうがいいかもしれません。

「舌苔」は唾液の分泌量が少ないと増えやすい、と言われます。

理由は、唾液の殺菌効果が薄れるから。

高齢になると「舌苔」が厚くなってくるのは、唾液の分泌量が減るからですが、若い方でも次のような原因で「舌苔」ができやすくなります。

これらに共通しているのは、結果的に唾液の分泌量が減ったり、唾液がすぐに乾いてしまうこと。

１日に分泌される唾液の量は、１～１．５リットルと言われています。なんと、ペットボトル２～３本に相当する量です。

年齢とともに唾液の分泌量は減少しますが、精神的なストレスで口の中がカラカラになった経験はだれにでもあるはず。

「舌苔」が厚くなってくると、常に口臭がするようになります。

また、舌の味蕾（みらい）を覆ってしますので、料理の味を感じにくくなります。味蕾（みらい）は、味覚を感じるセンサーのこと。

味蕾は、舌の表面のザラザラした部分（舌乳頭と言います）に大部分が集中していますから、「舌苔」がその働きを妨げてしまうわけです。

さらに怖いのは、「誤嚥性肺炎」の原因に！

誤嚥、つまり誤って食べ物などが気管や肺に入ってしまったときに、「舌苔」の細菌も一緒に気管や肺に入ってしまうのです。

舌苔は、そのまま放置しておいても無くなりません。

「舌ブラシ」や「舌クリーナー」と呼ばれる道具を使って、舌の表面をこそげ落とします。

気を付けないといけないのは、あまり強く擦らないこと。

私の場合、舌ブラシを使い始めた頃にゴシゴシ擦りすぎて、舌のヒリヒリした感触が１ヶ月程度もとへ戻らなかったことがありますから、要注意！

３０代以上の80%が歯周病！歯磨きが正しくても・・追加すべき２つのケア用品！

歯周病に焦点をあてた口臭サプリはありますが、「舌苔」に着目したサプリは少ないようです。

女性誌「anan（アンアン）」に掲載された口臭サプリKAORECO（カオリコ）は、舌の汚れにケアするサプリとして注目されています。

KAORECO（カオリコ）の口コミ舌の汚れは？を、参考にしてください。

anan（アンアン）には、

”初夏に輝く大人女性におすすめの商品”

として、紹介されています。

女性の場合、30代、40代になると、女性ホルモンのバランスから口臭がキツくなることがわかっています。

”正しく歯磨きをしているのに、口臭が・・・” という方は、ぜひ試してみてはいかがでしょう。

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