ロイテリ菌とは?口腔内フローラへのはたらき

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ロイテリ菌は、歯周病の増殖をおさえると言われる話題のスーパー乳酸菌です。

ロイテリ菌には、悪玉菌が出す成分を選択的に見極めて、抗菌物質を出すことで、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあります。

口の中も、腸内と同じように「口内フローラ」があって、善玉菌、日和見菌、悪玉菌が棲んでいますが、このフローラバランスがくずれると、虫歯や歯周病、口臭などのトラブルが生じます。

ロイテリ菌が注目されている理由は、悪玉菌だけに反応して抗菌物質を出すことで、悪玉菌の増殖を抑えて口内環境を整えるからです。

口腔内のフローラバランス

口腔内フローラに存在する細菌の種類は、鼻腔を含めてなんと700種類とも言われ、一般的に、理想的なフローラバランスは、善玉菌9:悪玉菌1とされています。

ロイテリ菌のヨーグルトなどで知られる「オハヨー」では、善玉菌10:悪玉菌1が理想的としています。

オハヨー・ロイテリ・フローラバランス

腸内のフローラバランスは、善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1と言われていますから、口腔内に日和見菌はいないの?と不思議に思う方もいるのでは。

NHK「ガッテン」や多くの歯科クリニックでも、善玉菌9:悪玉菌1としていますが、善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1としている歯科クリニックもあります。

じつは口腔内にも日和見菌がいるのですが、腸内細菌とは事情が少し違います。

日和見菌は、悪玉菌が優勢になると悪玉菌に味方し、善玉菌が優勢なら善玉菌に味方する細菌のこと。悪玉菌が優勢になると、悪玉菌といっしょになって悪さをします。

歯周病菌や虫歯菌が日和見菌!?

口腔内フローラバランスは、以前は腸内フローラと同じように、”善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1”との説明が多くみられました。

でも、日和見菌がいなくなったわけじゃありません。じつは、歯周病菌や虫歯菌が日和見菌の仲間なんです。

歯周病菌や虫歯菌は、ふだんは何も悪さをしませんが、年齢とともに免疫力が衰えてくると、悪玉菌と一緒になって悪さをします。

オハヨー・ロイテリ・フローラ

高齢になると、口腔内のケアが不十分になるだけでなく、さらに免疫力が低下していきますから、歯周病菌や虫歯菌などの日和見菌が増えるのです。

口腔内の環境が良ければ、歯周病菌や虫歯菌も悪さをしないわけですから、悪玉菌ではありませんが、善玉菌というわけでもないように思いますが・・・、なぜ善玉菌9割の仲間入りをしたのかはわかりません。

健康リスクが高い歯周病菌

最近の研究によって、口腔内フローラのバランスが悪くなって歯周病菌が増えると、歯周病を発症しやすくなり、心臓病や動脈硬化、脳梗塞、糖尿病などの重大な疾患を引き起こす危険性があることがわかってきました。

歯周病菌が気道に入って肺炎を起こしたり、胃潰瘍や胃がんの原因になるだけでなく、認知症のリスクもあると言われています。

さらには、早産・低体重児出産の危険性もあると言われていますから、口腔内フローラをケアすることが、健康な生活を維持するうえでとても大切なことがわかります。

ロイテリ菌のフローラバランスへのはたらき

ロイテリ菌は、もともとヒトの体内に赤ちゃんの頃から生息していた乳酸菌で、1980年代にペルー人の母乳から発見されました。

ロイテリ菌※引用:オハオー『ロイテリ』公式サイト

新生児の時に、私たちの消化管に定着する最初の細菌でもあり、摂取することで人間の健康に良い影響を与える「プロバイオティクス乳酸菌」として知られています。

日本人の場合、ロイテリ菌を保有しているのは、わずかに7人に1人!

しかし、アメリカ人はまったく保有していないとのことですから驚きます。

ロイテリ菌のはたらき

オハヨー・ロイテリ・腸まで届く

ロイテリ菌には、悪玉菌の発育を抑えて口内の菌環境を良好にする能力があるだけでなく、生きて腸まで届きます。

驚くことに悪玉菌が出す成分を選択的に見極めて、抗菌物質を出すことで、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあるそうです。

ロイテリ菌は、ビフィズス菌などの善玉菌と体内で共存することができるので、カラダの入り口である口腔内で働くことで、体内の細菌バランスが良好な状態に保たれるのです。

スウェーデンの企業が保有するロイテリ菌の特許

ロイテリ菌は、今では世界100の国と地域で活用されていますが、その多くはスウェーデンのBioGaia社(バイオガイア社)の特許を使用しているようです。

ロイテリ菌は、ノーベル生理学・医学賞選定機関としても有名なスウェーデンのカロリンスカ医科大学で、90年代から研究が続けられてきました。

古くからロイテリ菌の研究が続けられているスウェーデンに、ロイテリ菌の特許があるのは当然のことかもしれません。

日本で使われているロイテリ菌

スウェーデン・BioGaia社(バイオガイア社)が特許を持っている乳酸菌のうち、日本では3種類が販売されていますが、そのうちのプロテクティス(DSM 17938)は、とても身近な商品として入手することができます。

それが、オハヨー『ロイテリ お口のサプリメント』

オハヨー乳業株式会社は、ヨーグルトやプリンなどでおなじみの乳製品メーカーで、『ロイテリヨーグルト』は、日本で初めてスウェーデン BioGaia社からライセンスされたロイテリ菌を使用したヨーグルトだそうです。

ロイテリ菌配合の口腔サプリ

オハヨー『ロイテリ お口のサプリメント』【機能性関与成分】として、口内のフローラ環境を整えるためのロイテリ菌配合のサプリメントです。

オハヨー・ロイテリ

ロイテリ お口のサプリメント
【機能性関与成分】
内容量:8g(0.8g×10粒)
※1日1粒目安

 

『ロイテリ お口のサプリメント』は、オハヨーバイオテクノロジーズ株式会社の製品で、 BioGaia社のロイテリ菌(L.reuteri DSM 17938株)を2億個も配合しています。

オハヨー公式サイトの口コミには、次のようなコメントがあります。

テレビ放送でロイテリ菌を知り、直ぐに取り入れてからやがて2年になります。昨年第一回ロイテリセミナーに参加させて頂き、口腔内の歯周病菌の全身へのリスクには驚きでした。口内フローラが乱れない様にするはロイテリ菌が必要だと思い、主人と2人で頂いています。爽やかな味で口の中がスッキリとします。朝の口のネバネバも無くなりました。

あくまで、個人の使用感なので、オハヨー『ロイテリ』の効果効能を保証するわけではありませんが、ロイテリ菌の働きを考えると、”朝の口のネバネバが無くなった”理由に納得です。

オハヨー『ロイテリ お口のサプリメント』の効果
ロイテリ菌サプリ『ロイテリ お口のサプリメント』は、乳酸菌飲料メーカーのオハヨーの口腔ケアサプリメントです。 TVなどでも話題のロイテリ菌は、お口の中で善玉菌や悪玉菌などのフローラバランスを整えてくれるスーパー乳酸菌です。 『ロ...

まとめ

口内のケアに、毎日の歯磨きやフロスでの歯垢除去などが欠かせませんが、歯周病などのトラブルは歯磨きだけでは簡単にケアできないことはよく知られています。

また、歯周病は認知症との関係が疑われていますが、すぐに発症するわけではなく、20年ぐらい経ってから発症すると言われます。

ロイテリ菌だけで、口内の健康が保たれるわけではありませんが、【機能性関与成分】オハヨー『ロイテリ』なら、寝る前にタブレットを舐めるだけなので、とても手軽にケアできます。

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