大使館や米資系企業の方とお会いしたときに、とても印象に残ったのは、彼らの歯がとにかく白くてキレイなこと。もちろん、口臭で嫌な経験をしたことは一度も無し。
オーストラリア、ニュージーランド、中国の方も、やはり同じ。歯並びが悪かったり、歯が汚れていたり、口臭がキツい方は一人もいませんでした。
オフィスへ戻って、タバコのヤニで黄色く染まった上司や同僚の歯を見ると、”どうして日本人には歯が汚い人が多いんだろう” と感じたことがたびたび。
それ以来、無意識のうちに視線が相手の口元へ。
海外の報道番組、外国人を日本へ招待する番組などで外国人の口元を見ても、彼らの歯は白さと歯並びの良さがとても目立ちます。
口腔ケアに関しては、日本は先進諸国のなかでも一番遅れていると言われる所以です。
日本人と欧米人では、もともと歯並びや歯の質が違うと思っている方もいるようですが、基本的には同じ。
以前は、日本人が遺伝的あるいは体質的に歯の質が悪いと思っていましたが、決してそうではないようです。
しっかりと口の中をケアすることで、歯並びや歯の白さを保っているわけです。もちろん、口臭も。
アメリカ人は歯のケア次第で人生が決まる!?
アメリカ人の歯がキレイなのは、彼らの就職事情とも関係があります。
肥満だと、自己管理ができないと判断されるのと同じように、歯のケアができていないと就職でもかなり不利になると言われます。
理由は、歯や口の中のケアの状態から、その人の生活環境や教育、自己管理などが推測できるから。
今思えば、アメリカ大使館や米資系金融機関などのエリートが集まる組織に、歯が汚い人がいなかったのも納得です。
アメリカ人にとって歯のホワイトニングは当り前
ホワイトニングといえば、日本では歯科クリニックでの施術が頭に浮かびますが、アメリカではセルフホワイトニングが常識。
日本と違って、クリニックでの施術料金が高い、という事情があるのかもしれません。
日本人の健康な歯は、やや黄色味を帯びていますが、欧米人の歯はもともとかなり白いですね。
アメリカ人の場合、自然な歯の色でも十分に白いわけですが、より白くしたいと希望する人が多いようです。
アメリカで人気のセルフホワイトニング
アメリカでセルフホワイトニングのアイテムとして人気の一つが、クレスト3Dホワイト・ラックス・プロフェッショナルエフェクト。
ホワイトニング剤が塗られたテープを、1日1回30分間、20日間歯に貼ることで白くなるというもの。
日本でも、大手通販サイトで、2日分シートを 3,000円ほどで購入することができます。
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実際に使ったことがある人の口コミの中には、次のようなコメントが。
1回目が終わった時から歯に痛みが出てきてしまい、連続で20日も使用するには無理がありました。
この方は、クレスト3Dホワイトの使用を、2~3日に1回にしたそうです。
クレスト3Dホワイトを使うときの痛みの原因は?
実は、クレスト3Dホワイトのホワイトニング剤として使われている成分は、「過酸化水素」。
過酸化水素は、過酸化物が分解したときに生じる活性酸素が歯の汚れを落とします。
過酸化水素によるホワイトニングでは、過酸化水素を歯に浸透させるため、歯に痛みを感じたり、歯ぐきに付着すると炎症を起こすこともあるようです。
歯科クリニックでのホワイトニングは、オフィスホワイトニングと呼ばれますが、よく聞く施術の痛みはこの過酸化水素によるもの。
効果が歯の表面だけにとどまるため色戻りが早く、継続的に施術する必要があります。
また繰り返しの施術で、知覚過敏になるリスクもあると言われます。
日本のセルフホワイトニングで使われる成分は?
日本のセルフホワイトニングでは、薬事法上、過酸化水素を使えませんが、一般的に使われるのが濃度が制限された「過酸化尿素」。
歯の内部に時間をかけて浸透しながら、少しづつ歯の汚れを落として白くしていきます。
痛みが無く、効果が長続きするのが特徴ですが、過酸化尿素のジェルを塗ったマウスピースを、毎日数時間着ける必要があります。
ちょっと忍耐が必要かもしれません。
1回30分!最先端のセルフホワイトニングとは
いま注目されているセルフホワイトニングに、SCTC(Self Chemical Tooth Cleaning)システムがあります。
使われる薬剤は酸化チタンで、痛みはまったく無く、特殊な波長のLED光源を使って、薬剤の効果を高めるのが特徴です。
1回の施術は30分程度、初めのうちは週1回のケアが必要ですが、しばらく続けることで月1回の施術でOKとのこと。
このSCTCシステムを採用しているセルフホワイトニングの商品が、『Beauty White』です。
『Beauty White』は、医療機関が開発したシステムで、もともと歯科クリニックだけで販売されてきた商品。
安全な薬剤を使っていること、LED照射機器は一般医療機器(特定保守管理医療機器)を取得済みであることから、オンライン販売を開始することになったようです。
『Beauty White』の特徴
『Beauty White』には、過酸化水素による施術にはないメリットがありますが、主な特徴は次のとおりです。
- 1回のコストが安い ※745円
- 施術時間が短い ※1回30分
- 施術の痛みが無い
- 自然の歯の色になる
- 口臭にもケア
- 虫歯や詰め物があっても施術できる
最後に、”虫歯や詰め物があっても施術できる” と書きましたが、歯科クリニックでのホワイトニングでは過酸化水素を使うため、歯質や歯の詰め物があると施術できない場合があるようです。
日本人の場合、もともとの歯の色が若干黄色がかっていますから、極端に白くし過ぎると肌の色とも合わなくなり、不自然な印象になってしまいます。
『Beauty White』なら、自然な色を取り戻すことができます。
オフィスホワイトニングは、一般的に1回の施術が5万円前後かかりますから、かなりコスパといえますね。
『Beauty White』で、汚れや黄ばみが落ち、きれいな歯が戻れば、相手からの好印象だけでなく、自信をもって仕事や日常生活をおくることができるでしょう。
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